W不倫のその後

W不倫が発覚し、妻と私はとても気まずい関係になってしまいました。

探偵
W不倫が発覚し、妻と私はとても気まずい関係になってしまいました。

 

最初に浮気をし始めたのは私です。その相手と言うのは私の妻の親友とでした。

 

罪悪感はありましたが、その当時妻に不満があり他の人からかけられる優しさがかなり嬉しく浮気相手との関係がその時始まったのです。

 

ですが浮気をしている最中に、妻と再度結婚生活について話し合う機会がありました。
その時に、妻の告白で妻の浮気を私は知りました。その相手は私の知らない男性でした。妻が不倫していると言う事実を私は知り、私も不倫をしている事実を告白しました。

 

正直妻はかなり驚いており、まさか私が不倫をしているなどとは夢にも思っていなかったようです。ですがそれは私も同じで、まさか妻が不倫をしているなどと夢にも思っていませんでした。

 

お互いの不倫の事実を知ってしまった私たちは、自分たち2人に両方落ち度があると言うことをお互いに認め合いましたが、正直かなり気まずい関係になってしまいました。お互いの行動など少しのことで疑問を抱き不安に思うことが度々あります。

 

不倫をしてもお互いが傷つくことにしかならないと改めて実感しました。ましてや夫婦でW不倫をしていたとはお互いに夢にも思っていませんでした。

 

冷静になるとばかばかしいW不倫

 

友人の旦那様は5歳年下の元公務員。
30歳の時、新聞にも載るような不祥事で懲戒免職となってしまいましたが、
友人は、3人の子どももいるし私が支えなくちゃという思いから、旦那様の家で同居、婚姻関係を継続していました。

 

友人も公務員で、長女らしい性格というか、とてもしっかりした人でした。
そんな友人が珍しく私に連絡をくれたので話を聞いてみることに。

 

「旦那が浮気してた」

 

突然の話にびっくりしてしまいましたが、彼女曰く「もう終わった」と言います。
終わって力が抜けてしまって、やっぱり愚痴りたくて、と私に連絡をよこしたそうです。

 

仕事をクビになった旦那は、父親のつてで介護系の職に就くことが出来たそうです。
ようやく慣れてきた頃、友人達の長男が幼稚園に入るに当たって知的障害が発覚。
通常の幼稚園には入園できないと言われ、障害児を支援してくれる園舎探しに帆走していました。

 

家に帰れば、実の両親に小言を言われ、
自分の子どもは障害がある、
自分を責めない5歳上の奥さんを前にすると、自分の不甲斐なさが一層際立つ気がして、
職場で何かと自分を頼りにしてくれる人妻に惹かれるようになったそうです。

 

友人が気がついたのは、置きっ放しの旦那の携帯電話に頻繁にかかってくる電話。
職場の人から仕事の相談だから、と言われて一時は納得したものの、
入って1年にも満たない旦那に対して仕事の相談をするなんて怪しいと思い、問い詰めることに。

 

そこで旦那様の話は、「相談される方じゃなくて相談してた方」「仕事じゃなくて子どものことを相談してた」と二転三転し、
さらに問い詰めると体の関係もあったことを白状。

 

相手の奥様との場を設け、一度は別れることが決めたというのに、
1か月経たずに旦那様は再び同じ人と浮気。
さらには「離婚して向こうと再婚したい」「あっちの奥さんの方が自分を頼りにしてくれる」と言う旦那様。

 

腹が立った友人はすぐに上司のつてで弁護士を紹介してもらい、
離婚に関する慰謝料関係の概算を出してもらって、
その書類を手に今度は相手の奥様とその旦那様、自分たち夫婦の4者面談を決行。

 

向こうの旦那様は寝耳に水だったようで、友人の旦那の責任だと騒いだそうですが、
まず、旦那から聞いたという二人のなれそめをお披露目した後、
「うまく言えるか心配だったから」とあらかじめ用意したメモを見ながら、
友人は淡々と相手の奥様にむかって、

  • 旦那とあなたは15歳差だが、小学5年生の息子さんとうちの旦那の年齢差の方が近いことをどう思うか。
  • うちの旦那はあなたと再婚することを口にしているが、あなたはそれが現実的だと思うか。
  • 自分のお子さんに不倫のことを説明できるか。
  • 旦那の親はあなたと年が幾分も変わらないが、将来の介護を含めて再婚を考えているか。
  • 旦那は懲戒免職者で退職金も貯金も無い状態だが、私たちに慰謝料と養育費を払った後の生活をどう思うか。

ということを読み上げたそうです。

 

友人旦那も相手奥様もそれまでずっと下を向いて黙っていたそうですが、
懲戒免職の話を出したところで、友人旦那様が立ち上がり「恥かかせやがって!」と怒鳴ったそうですが、
それ以上のボリュームで、
「懲戒免職した旦那を支えたあげくに浮気される以上の恥があるか!!」と怒鳴り返したそうです。

 

これ以上は話すことありませんので帰りますと、友人は自分の旦那をその場に置いて帰宅。
後日、相手の奥様が職場を辞める形で二人は別れたそうです。

 

話を聞いていて、冷静になるとそこまでして続けたい関係か?って思ってしまうような友人メモ、頭に血が上っていてもそんなものを作っていた友人はやっぱりしっかり者だな、と感心してしまいました。